<九州自然歩道(清水峠〜通潤橋)>

九州自然歩道(南外輪山清水峠〜通潤橋)

ルート清水峠(九州自然歩道)通潤橋
散策日:2007年11月24日
出発点:熊本県南阿蘇村 map fan
天候:晴れ
テーマ:南外輪山自然歩道、通潤橋、円形分水
ガイドブック:『九州自然歩道新ガイド(中)』、熊本県発行パンフ
時間記録:全行程8時間20分
10:10 清水峠
11:10 高千穂野
11:30 天神峠
11:55-12:05 多津山峠
12:35 駒返峠
13:55 国有林入口
14:50 舗装道路終点
15:25 稲生尾バス停
17:25-17:35 円形分水
18:30 通潤橋
仕切り線

【九州自然歩道(南外輪コース)】

本コースは外輪山の頂上付近を通リ、山都町(国民宿舎)と高森町(国戻休暇村)を結ぶものです。駒返峠・高千穂野・清水峠などには、それぞれの由来や伝説があり往時の交通文化をうかがうことができます。また北に阿蘇五岳の四季おりおりの景観が、南には矢部郷一帯の広がりと九州背梁の山地の眺望がすばらしいところです。国有林内は、ヤマモミジ・ミヤマキリシマ・ナラ・アセビ等が混在する樹林内を通リ、それを過ぎると原野が広がるといった変化に富んだコースです。(稲生野の解説板より)

【通潤橋】

前回の続き(20070929日記)で清水峠(きよみずとうげ)からの出発となるが、清水峠は南外輪山にある峠でアクセスは少々不便である。そこでゴール地点の道の駅「通潤橋」に車を止めて、タクシーで清水峠に向かった。移動時間30分、料金6000円くらいだったか。通潤橋は上益城郡山都町(旧矢部町)にある国指定重要文化財であるが、詳細はまた次回に。
道の駅「通潤橋」 通潤橋

【清水峠〜高千穂野】

清水峠から西の鉄塔に向けて舗装道路を歩く。どんどん景色が良くなっていき、鉄塔(NTT西日本の無線中継所)が舗装道路の終点。ここで「←天神峠2.5KM60分」の腕型看板を見て自然歩道となる。足元には竜胆(リンドウ)の花が咲いており、気分も上々である。
快適な尾根と木々の中の歩き、あっという間に高千穂野(たかじょうや)に着いた。三角点は少し外れたところにあるが、本日は先が長いので三角点への踏み跡を少し辿るだけで満足とした。余談であるが、清水峠の解説板には「天神峠」でなく「天津峠」とミスプリントが一箇所ある。
鉄塔に向けて歩く リンドウの花
阿蘇山方面 自然歩道
高千穂野 高千穂野付近からの展望

【天神峠・多津山峠・駒返峠】

紅葉は完全に終わっている時期であるが、その代わり地面は落ち葉でフカフカである。距離表示板が多数あるので進んでいる気分もあり、心地よい。天神峠を過ぎて多津山峠で一休憩。歩きやすいコースのためか登山者(九州自然歩道ウォーカーではない)が多い。多津山峠から稲生野まで9.5KM。歩を進めて「稲生野まで8.4KM」の地点で尾根道とお別れとなる。せっかくの機会なのでさらに尾根道を歩き、駒返峠まで歩いた。この分岐点から駒返峠まではわずか100mなのでぜひ行かれると良い。
天神峠 多津山峠
駒返峠 紅葉の径

【紅葉の径】

尾根道から分かれると見事な落ち葉の道。紅葉の時期はさぞかし綺麗であろう。相棒は思わず落ち葉を拾って遊んでいた。
紅葉の径 紅葉の径

【国有林地帯】

高度を落としていって林道に出合うと植林&国有林地帯となる。各距離表示板には「国有林入口○○km」とある。少々分かりにくい箇所があり、「国有林入口0.3km」の案内から先は正しい道を辿れていたのか自信が無い。ただ適当に降りて行ったら林道に出合ったので良しとした。
九州自然歩道 九州自然歩道
国有林地帯 国有林入口?

【林道歩き】

轍の確認できる林道歩きは単調で、相棒は疲れも溜まってきていてペースが上がらない。山辣韮(ヤマラッキョウ)の花が確認できた。
山辣韮 林道

【稲生野】

いよいよ地道が終わり、「御所林道10支線」の看板を見る。舗装道路をゆるやかに下ると稲生野(いなおの)地区に入り集落が出てくる。道端に干しシイタケなどが見られ、ほのぼのとする。舗装道路を歩いているといつのまにか県道39号線になっており、地道終了地点から1.5KMで「稲生野バス停」。冒頭の解説板が立っている。バスの本数は非常に少なく、日曜・祝日は完全運休である。要注意!。
御所林道10支線 民家が現れる
シイタケ干し 稲生野の解説板

【円形分水へ】

稲生野バス停を過ぎるとさらに単調な舗装歩き。一人だったらジョギングで気分を変えていただろう。写真の小川トンネル手前で左に曲がり、緑色の標識に従って歩を進める。本日のテーマの1つである円形分水の案内が出てきた。ポンプ倉庫の分岐や前谷公民館(麻山分校跡地)、麻山バス停の分岐を過ぎて(いずれも案内板あり)、県道141号線に入った。周りが暗くなってきて交通量が多くて恐かったが、なんとか円形分水(分水嶺)に着いた。
円形分水は送る水の割合を水田の面積に応じて配分されるように工夫されている。初めて見て感動した。
小川トンネル 案内板
九州自然歩道ポンプ倉庫分岐 麻山分校跡地
麻山バス停分岐 円形分水

【真っ暗の中】

円形分水で周りが真っ暗になる。聖橋が見ごたえがあったが、写真を撮っても写らないほどの暗さ。国道を歩き、途中で九州自然歩道にしたがって分岐すると複雑な道になるので(蛸鹿さんのページ参照)、最後は九州自然歩道のルートは辿らずに国道を坦々と歩いて大きな通りで道の駅「通潤橋」まで戻った。

【感想】


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