大岳(478m)
ルート:熊本市島崎岳林寺→(九州自然歩道)→三角町大田尾
登山日:2006年9月23日
出発点:熊本県宇土市
天候:晴れ
テーマ:九州自然歩道、宇土半島最高峰
ガイドブック:『九州自然歩道 新ガイド(中)』
パーティ:単独
時間記録:歩行時間約7時間25分
登山日:2006年9月23日
出発点:熊本県宇土市
天候:晴れ
テーマ:九州自然歩道、宇土半島最高峰
ガイドブック:『九州自然歩道 新ガイド(中)』
パーティ:単独
時間記録:歩行時間約7時間25分
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17:05 轟水源 18:05 阿保峠 19:00 県道58号出合 20:10-20:20 大岳山山頂 22:50- 石打ダム(幕営) |
06:20 石打ダム 06:40 JR石打ダム駅 07:50 牛小屋 08:00 大田尾の峠 |
【九州自然歩道(大岳山コース)】
金峰山コースの島崎を基点に、天明町を経て緑川を渡り、宇土半島を尾根伝いに三角岳に至るコースです。これより大岳へと登ります。頂上には神風連の碑があり、西に有明海、南に不知火海の大パノラマが望めます。頂上より自然歩道沿いに下だり県道に出たところで快適な日帰りコースとなります。(大岳山登山口の案内板より)
本日は岳林寺から歩き始めて既に夕方であるが(20060923日記参照)、交通の便を考えると今日・明日で三角駅まで歩き通したいので暗くなるのを想定して準備している。ただし、このコースは店や自動販売機が一切無いので行かれるときは注意されたい。
本日は岳林寺から歩き始めて既に夕方であるが(20060923日記参照)、交通の便を考えると今日・明日で三角駅まで歩き通したいので暗くなるのを想定して準備している。ただし、このコースは店や自動販売機が一切無いので行かれるときは注意されたい。
【轟水源について】
<歴史>
細川支藩(三万石)二代細川行孝公が宇土入部後、ここを水源として四八キロメートルの市街地まで上水道をつくったのが始まりです。当時、水道は陶管であったが、明和の頃六代細川興文公は現在の樋管(馬門石)にかえられました。今なお三〇〇年以上も生きつづけているこの上水道は日本最古のものです。
昔から肥後の名水として折紙が付き、特にお茶に適し、飲料水のほか灌漑用水、防火用水として幅広く使われてきました。
この水も市街地に入ると、本管から数本の支管に分かれ、士族屋敷には各戸に井戸が、又、町家には各町内毎の共同井戸から汲み上げる仕組みになっていました。
細川支藩(三万石)二代細川行孝公が宇土入部後、ここを水源として四八キロメートルの市街地まで上水道をつくったのが始まりです。当時、水道は陶管であったが、明和の頃六代細川興文公は現在の樋管(馬門石)にかえられました。今なお三〇〇年以上も生きつづけているこの上水道は日本最古のものです。
昔から肥後の名水として折紙が付き、特にお茶に適し、飲料水のほか灌漑用水、防火用水として幅広く使われてきました。
この水も市街地に入ると、本管から数本の支管に分かれ、士族屋敷には各戸に井戸が、又、町家には各町内毎の共同井戸から汲み上げる仕組みになっていました。
<轟泉水道の仕組み>
轟水源から末端の船場町までほとんど高低差がなく、送水にはいろんな工夫がされています。地盤の高い所では数メートルも堀り下げて樋管を据え、低い所では水道専用の塘をつくったり、更に重要箇所には「マス」をつくり、水圧を調整しながら水を導いています。
また樋管の修理には、昔ながらの特殊な「ガンゼキ」という接着剤が使われています。
(現地案内板より)
轟水源から末端の船場町までほとんど高低差がなく、送水にはいろんな工夫がされています。地盤の高い所では数メートルも堀り下げて樋管を据え、低い所では水道専用の塘をつくったり、更に重要箇所には「マス」をつくり、水圧を調整しながら水を導いています。
また樋管の修理には、昔ながらの特殊な「ガンゼキ」という接着剤が使われています。
(現地案内板より)
【轟水源〜白山登山口】
「←轟水源、網引町↓」の緑色の案内板に従って白山の山頂を目指す。このT字路に自動販売機が1台あったが、以降、三角岳から降りるまで自動販売機含め飲食販売所は無い。首輪をつけた犬が白山の登山道を先導してくれた。舗装道路で高度を稼いでいった。白山自然歩道(白山ネイチャートレイル)の案内板が立つ登山口(自然観察コース入口)で馬頭観音を拝む。Y字の右の道に入って阿保峠に向かった。
【阿保峠〜網引町】
細かい分岐があるが、道なりに進む。緩やかな坂を上りきった箇所に祠が1つあったのでその場所が阿保峠かとも思ったが、その先にある「←宇土駅、網引2.8KM→」の案内板と祠(くすめき地蔵?)のある場所が阿保峠であろう。夕日がきれいだった。
峠から高度を下げて猪伏・網引地区の集落を抜ける。白鹿川、網津川を渡ると完全に日没である。「大岳山→」の案内板が現れてからヘッドランプをつけて再び高度を上げてゆく。
峠から高度を下げて猪伏・網引地区の集落を抜ける。白鹿川、網津川を渡ると完全に日没である。「大岳山→」の案内板が現れてからヘッドランプをつけて再び高度を上げてゆく。
【大岳山:宇土半島最高点】
県道58号線(宇土不知火線)は街灯が無く、真っ暗の中を歩く。宇城市に入ると大岳山の登山口がある。林道入り口に小広場があったのでここで幕営とするか迷ったが、明日までに三角駅まで着きたかったのと、飲料が手に入らなかったのと、2つの理由により大岳山に強行することにする。この場所にはこのページの冒頭に転載した案内板が立っている。
林道入り口付近に九州自然歩道の登山道があったようだが見つからず、林道の途中(日本テレコムのアンテナの先)から「大嶽山神」と書かれた鳥居をくぐって山頂に向かった。登山道は草刈りされており非常に歩きやすかった。山頂には立派な東屋や花壇があり、神風連の碑から見た有明海と不知火海の夜景もきれいだった。宇土半島最高点の山頂三角点で写真を撮り、下山を開始する。私は歴史に明るくないので全然分からないが、神風連の変について知っている方ならば山頂に立ったときの感情もまた変わってくるのだろう。
林道入り口付近に九州自然歩道の登山道があったようだが見つからず、林道の途中(日本テレコムのアンテナの先)から「大嶽山神」と書かれた鳥居をくぐって山頂に向かった。登山道は草刈りされており非常に歩きやすかった。山頂には立派な東屋や花壇があり、神風連の碑から見た有明海と不知火海の夜景もきれいだった。宇土半島最高点の山頂三角点で写真を撮り、下山を開始する。私は歴史に明るくないので全然分からないが、神風連の変について知っている方ならば山頂に立ったときの感情もまた変わってくるのだろう。
【網田町県道へ】
大岳山山頂から「←網田町県道2.8KM、網引町県道1.9KM→」の案内柱に従い下山する。「網田」と書いて「おうだ」と読むようだ。笹に覆われた階段をくもの巣を払いながらゆっくりと歩いてゆく。真っ暗なので足元に気をつけるが、道はしっかりとしていて迷うことはない。地道から舗装道路に変わりホッと一安心。「←三角岳・網田駅、大岳山1.2KM→」の案内柱と両脇にミカン畑を見ながら雄岳中腹の林道をテクテクと歩いた。ミカン畑の細い作業道が分岐する中、あまり標高が下がっている様子が無く、道を間違っていないか心配になるが、県道に出合い、「郡浦・三角岳、大岳山2.8KM、網田駅」と書かれた3方向を示す案内柱を見た。
【石打ダムへ】
県道に出てすぐ別の案内柱「←石打ダム・三角町、網田駅・大岳山→」を見る。石打ダムの名前が刻まれていることからも分かるように、比較的新しい案内柱であった。古場田・米の山地区簡易水道施設や加藤神社を過ぎ、集落となる。いくつか分岐があるが、案内がないため九州自然歩道を辿れているのか自信がない。急に真新しい道に出たので困ったが、「あかせ→」と書かれた地域用(九州自然歩道用では無い)と思われる案内に従い、その矢印方向に行くことにした。「米ノ口・古場田、平岩・国道57号、三角・山ノ口」と書かれた3方向を示す案内板に出合ったが、どの方向がどの道を示しているのか分からない。とにかく西方向に歩き、波多川にかかるダム6号橋を渡る。取水堤にも興味があったが、本日はここまでとし、石打ダムのトイレがある駐車場でツェルトの幕営とした。暗かったせいもあるかもしれないが、網田町県道から石打ダムまで九州自然歩道の案内は見つけられなかった。九州自然歩道が設定されたころは石打ダムがまだ出来ていなかったので、ダム用設置用に作られた道路で昔の九州自然歩道は分断されている可能性が高い。ダムの事務所に自動販売機があることを期待したが、見事に裏切られた(建物の中にはあるかもしれないけれど)。
【石打ダム駅】
蚊に特に悩まされることも無く、朝6時に起きて明るくなってから石打ダム駅に向かう。八柳川を見ながらの下り道であっという間に石打ダム駅に着いた。この駅は無人駅で、自動販売機や売店などは無かった。民家があったので水を頂こうかと思ったが、なんとなく遠慮してしまった。私が歩いてきた道で正解だったのかは非常に怪しいところだが、石打ダム駅前で九州自然歩道の案内柱「←網田駅・大岳山8.3KM、波多浦駅→」が見られた。
【大田尾峠へ】
石打ダム駅から大田尾峠までは案内板が多く立ち、分岐も少ないので迷うことは無いだろう。石打ダム駅から線路を渡り、案内に従ってミカン畑の中を歩いて高度を上げてゆく。海が見えて素晴らしい景色が広がってゆく。標高212m の無名峰付近まで来ると快適な尾根歩きとなる。ミカン畑越しに右(北方面)に島原湾と雲仙普賢岳、左(南方面)に八代海が見えて気持ちよい。
こまめに立っている九州自然歩道の距離表示で大田尾(大田尾峠)までの距離を確認しながら歩ける。牛小屋のある辺りが地形図の標高178m地点付近であろう。ここからくねった道を一気に下り、大田尾の県道に出合った。特に明記されていないが、おそらくここが大田尾峠なのであろう。いよいよ三角岳への登山となる。
こまめに立っている九州自然歩道の距離表示で大田尾(大田尾峠)までの距離を確認しながら歩ける。牛小屋のある辺りが地形図の標高178m地点付近であろう。ここからくねった道を一気に下り、大田尾の県道に出合った。特に明記されていないが、おそらくここが大田尾峠なのであろう。いよいよ三角岳への登山となる。
【感想】
- 石打ダム駅から大田尾峠までの、両側に海を見ながらの快適な尾根歩きが良かった。
- 自動販売機や売店が無いので事前にきちんと用意しておきたい。
- 真夜中の歩行もたまには良いものだ(良い子は真似しないでくださいね)。