<九州自然歩道(南関町四ッ原〜玉名温泉)>

九州自然歩道(南関町四ッ原〜玉名温泉)

ルート南関町四ッ原(九州自然歩道)玉名温泉
登山日:2006年1月15日
登山口:熊本県南関町 map fan
天候:晴れ
テーマ:トレーニング、マラニック
ガイドブック:『九州自然歩道 新ガイド(中)』
パーティ:単独
時間記録:3時間55分
10:20 バス停「鬼王」
10:50 四ッ原登山口
11:10 長助金毘羅
11:30 筒ヶ岳
11:50 観音岳
12:10-12:30 丸山展望所
12:45 笹千里駐車場
13:25 金毘羅山
13:45 蛇ヶ谷公園
14:15 玉名温泉
仕切り線

【九州自然歩道について】

九州自然歩道は、福岡県北九州の皿倉山を基点として、九州一周、全長で約2097km続いており、自然、歴史、文化などに恵まれたコースとなっている。
自然歩道は全国各地で整備されている。岐阜県に住んでいた頃は東海自然歩道をよく歩いていたものだった。大牟田に引越してからも、九州自然歩道を歩こうと決意した。しかしながら九州自然歩道に関する情報量は少なく、古いガイド本や地形図を片手に散策することになる。迷いながら歩を進めていくのもそれはそれで楽しいのだが、もう少しガイド本があるとありがたいと思う。

【九州自然歩道 小岱山コース】

九州自然歩道のデビューは南関町四ッ山からの小岱山コースとする。玉名駅から産交バスでバス停「鬼王」まで行くのが一般的であろうが、本日はトレーニングを兼ねているので、大牟田駅からジョギングで向かった。大牟田駅から鬼王まで約14km。バス停から小岱山方面に入ると九州自然歩道小岱山コースの解説板が立っている。
「この小岱山コースは、ここから玉名温泉に至る総延長12kmの探勝コースです。途中には、筒ヶ岳、観音岳、丸山展望所等の峰が連なり、そこからは、東に阿蘇山、西に雲仙岳、北に英彦山、南に金峰山を望むことができます。ここからの登山は、最初、階段の多い急斜面を登りますので、玉名温泉側からの登山に比べ、少々きついと言われています。しかし、一気に最高峰筒ヶ岳まで登ってしまえば、観音岳までは稜線沿いに眺望を楽しみながら、その先は比較的緩やかな下りを、回りの樹木、草花、野鳥等を観察しながら、余裕を持って歩くことが出来ます。環境庁 熊本県」
四ッ原から玉名温泉までのコースタイムは5時間30分となっていた。小岱山の全容を眺めながら、案内柱に従って登山口を目指す。細かい分岐が多いが迷うことなく登山道に続く林道に入れた。林道はどんどん狭くなり、自家用車でも入れないことも無さそうだが、不安になることだろう。
小岱山コース案内板 小岱山全容

【階段歩道】

林道終点には車が一台置けるか置かないかのスペースがあった。ここから地道となるが、自然歩道ではよく見られる階段の列が所々で見られる。
林道 階段歩道

【長助金毘羅】

木々の中を気持ちの良く抜けるとT字路にぶつかる。右に行くとすぐに長助金毘羅のピーク(標高488m)に着く。70歳という登山者の方とおしゃべりしながらセキアヒルズなどの建物を同定した。
自然歩道 長助金毘羅

【筒ヶ岳と巨石】

縦走路の小さなアップダウンを歩くと小岱山系の最高峰筒ヶ岳(標高501m)に着いた。四ッ原からのルートには登山者ゼロであったが、筒ヶ岳付近に来ると大勢の登山者と出会うようになる。この辺りは何度か歩いているので(たとえば2006.5/3日記参照)、見慣れた景色である。山頂近くには巨石があり、大判小判が隠されているとの伝説が残されている。
筒ヶ岳山頂 巨石

【快適縦走路】

筒ヶ岳から観音岳へは快適な縦走路が続く。荒尾展望台に寄り道して、七峰台、観音岳で展望を楽しんだ。
縦走路 荒尾展望台
七峰台 観音岳

【丸山展望所】

観音岳を過ぎると一気に下る。「ウサギ岩」と書かれたかわいい岩があった。木の階段だけでなく金属製の階段まで現れて驚いたが、基本的に木のトンネルのような自然歩道が続くので気持ちが良い。丸山(標高392m)展望所で昼食を採る。二ノ岳、三ノ岳の双耳峰が真正面に見え、有明海がきらめき、食事がおいしい。
自然歩道 丸山展望所

【椿坂から笹千里駐車場へ】

丸山直下の分岐は4叉路になっていたが、案内板にしたがって行けば良い。「椿坂(だったか?ガイド本で要確認)」と呼ばれる緩やかな坂には、山茶花(サザンカ)の花がよく咲いていた。丸山から下りきると登山道が林道につながり、笹千里駐車場に着く。モグラと思われる動物が地面下を動いていた。
山茶花 笹千里駐車場

【仁王ヶ滝(ぞうめきの滝)】

笹千里駐車場から自然歩道の本流からそれると仁王ヶ滝に滝に行ける。仁王ヶ滝は玉名市にある唯一の滝で、「ぞうめきの滝」や「天狗滝」とも呼ばれているようだ。滝の側には仁王像が立ち、周辺には湿地帯もある。小岱山でも貴重な一帯ではないだろうか。
驚いたことは、この寒い中(私もハーフパンツで走っているわけだが)、ふんどし一丁で滝の水を浴びている人がいたこと。お坊さんかと思ったが、恐る恐る話してみるとこの辺りで空手道場を開いている方だと判明。偶然に共通の知り合いもいて、出会いの面白さを感じた。 空手家の方の話によれば、滝の下に続く階段を下りていけば蛇ヶ谷公園に行くことができるとのことだったが、本日の目的は自然歩道をたどることなので、一旦笹千里駐車場まで戻り、自然歩道に合流した。
仁王ヶ滝(ぞうめきの滝) 自然歩道

【金毘羅山】

快適な縦走路を歩くと道が二股に分かれている箇所があった。案内板などは立っていなかったのですぐに合流するだろうと容易に想像が着く。実際、右の道が展望が得られるピーク経由の道、左の道はトラバース用の道であった。蛇ヶ谷公園まで300mのところに金毘羅山がある。玉名市の展望が得られる。
展望ピークからの展望 金毘羅山

【蛇ヶ谷公園・玉名温泉】

「笹千里」の名前の通り、笹原を抜ける。舗装道路と合流するとすでに蛇ヶ谷公園の敷地内である。キノコ型の東屋は展望台となっていて気持ちが良い。蛇ヶ谷の由来を説明する看板も立っていた。
蛇ヶ谷公園を抜けて玉名温泉を目指すが、蛇ヶ谷公園を出ると九州自然歩道の案内板がまったく見当たらず、新しい道もできていて、少し迷った。昔の九州自然歩道とは別の道になるかもしれないが、旅館「八芳園」の交差点から道路標識「玉名温泉」に向かえば良いのではないだろうか。私は「玉名市街」の文字に釣られて道を間違えてしまった。
玉名温泉街に入り、聖観世音菩薩や匹野(疋野)温泉之源の碑などを見、立願寺公園内にある「しらさぎの足湯」でくつろいだ。次の目的地に木葉駅に向かう。
「史蹟にとむ玉名市の北部、小岱山県立公園の懐に抱かれた閑静な雰囲気の中にも素朴で情緒ゆたかな温泉郷で、約1300年前に、疋野長者に発見されたと言い伝えられ、別名立願寺温泉とも呼ばれています。泉質は、泉源が花崗岩にきざしている県でも珍らし弱アルカリの単純温泉、放射能線(ラジウム泉)で、効能としてはリウマチ、神経痛、胃腸病などがあげられています。熊本県」
キノコ型の東屋 玉名温泉しらさぎの足湯

【感想】


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