扇ヶ鼻(1698m)・星生山(1762m)・天狗ヶ城(1780m)・中岳(1791m)・稲星山(1774m)・久住山(1787m)
ルート:赤川温泉P→扇ヶ鼻→(時計回り)→久住山→赤川温泉P
登山日:2005年5月15日
登山口:大分県竹田市
天候:晴れ
テーマ:九重連山デビュー
ガイドブック:山と高原地図『阿蘇・九重』
パーティ:単独
時間記録:周回約6時間15分
登山日:2005年5月15日
登山口:大分県竹田市
天候:晴れ
テーマ:九重連山デビュー
ガイドブック:山と高原地図『阿蘇・九重』
パーティ:単独
時間記録:周回約6時間15分
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10:10 赤川温泉駐車場 11:30-11:40 扇ヶ鼻 12:20-12:30 星生山 13:00-13:15 九重山非難小屋 13:40 天狗ヶ城 |
13:55 中岳 14:30 稲星山 15:00-15:10 九重山 16:25 赤川温泉駐車場 |
【九重連山について】
九重山は深田百名山の1つであり、九州に来る前から名前だけは知っていた。「くじゅう」という地名(山名)にはいろいろな由来と歴史があるようであるが、現在は一般的に「九重」が山群の総称、「久住」が1787mの主峰と意味することになっている。「九重」は「九重連山」ともよく表現され、深田氏は『日本百名山』の中で「九重共和国」と記している。私は今回玄人好みと言われる(?)赤川から時計回りで周回したが、「九重王国」と表現したいという感想を持った。「九重」は間違いなく日本でも屈指の素晴らしい山群であろう!
【赤川温泉へ】
初めての九重行きなので道もよく分からない。とりあえず大通りを使ってアプローチした。大牟田駅からR208、県5号、R443、R325、R387、県45号&県12号(菊池阿蘇スカイライン)、県11号、R442経由で車を走らせる。R442から赤川温泉の案内板に従って、赤川温泉の駐車場に無事着いた。大牟田から約106km、初めての道で休憩しながら行ったので3時間近くかかった。菊池阿蘇スカイラインの高原景色は見事で印象的だった。赤川温泉の駐車場はよく整備されており、立派なトイレもあった。
【添ヶツル】
駐車場にあるBOXに登山届けを提出し出発。登山道はすぐに左に分岐するが、直進して一旦赤川荘を見に行った。硫黄の強烈な臭いを嗅いだだけで満足してしまった(^^;)
登山道ははじめ石畳のような道であるが、すぐに登山道になる。久住山と扇ヶ鼻との分岐があるが、まずは扇ヶ鼻を目指す。馬酔木(アセビ)のトンネルを抜けると笹原が広がり、扇ヶ鼻や久住山などの山が確認できた。笹原が気持ちよい。しばらくの間、低木のトンネルと笹原が交互に現れるが、そこを抜けると完全な高原状の様相を呈する。春竜胆(ハルリンドウ)と白色の菫(スミレ)が満開である。岩鏡(イワカガミ)も咲き出していた。この辺り一帯は「添ヶツル」という地名が付いているようだ。山と高原地図の解説によると「ツル」とは水の流れるところを意味するそうだが、ここには水辺は見当たらなかった。
登山道ははじめ石畳のような道であるが、すぐに登山道になる。久住山と扇ヶ鼻との分岐があるが、まずは扇ヶ鼻を目指す。馬酔木(アセビ)のトンネルを抜けると笹原が広がり、扇ヶ鼻や久住山などの山が確認できた。笹原が気持ちよい。しばらくの間、低木のトンネルと笹原が交互に現れるが、そこを抜けると完全な高原状の様相を呈する。春竜胆(ハルリンドウ)と白色の菫(スミレ)が満開である。岩鏡(イワカガミ)も咲き出していた。この辺り一帯は「添ヶツル」という地名が付いているようだ。山と高原地図の解説によると「ツル」とは水の流れるところを意味するそうだが、ここには水辺は見当たらなかった。
【高原の道→岩場の道】
高度を稼ぐにつれてどんどん展望が良くなっていく。本日はガスっていて遠望がまったく利かないが、それでも九重王国の樹海が眼下に広がっていた。日当たりの良いところでは深山霧島(ミヤマキリシマ)が咲き出していた。
登山道の案内板を見ると様子が変わり、岩が目立つ道となる。草木瓜(クサボケ)の朱色の花がよく咲いていた。
登山道の案内板を見ると様子が変わり、岩が目立つ道となる。草木瓜(クサボケ)の朱色の花がよく咲いていた。
【扇ヶ鼻】
ポイント、ポイントで景色を楽しみながら高度を稼いでいく。岩井川岳もすぐ近くのように見える。扇ヶ鼻の山頂は団体さんでにぎわっていた。展望岩があったのでよじ登って九重王国の景色を満喫した。結局、赤川温泉からこのルートで会ったのは2パーティだけであった。うわさには聞いていたが本当に人が少なくて、静かな山旅が楽しめた。
【西千里浜】
扇ヶ鼻から星生山に向かうルートは2ルートある。メジャーなのは西千里浜から星生山に直登するルートだが、私は牧ノ戸峠分岐からの尾根道を選択した。私はよほど混雑嫌いらしい(苦笑)この尾根道はちょっとした岩場があり、結構変化があって楽しめた。また、北に展望、南に西千里浜の鳥瞰を楽しみながら歩けることは尾根ルートのメリットであろう。
【星生山】
星生山の山頂はは久住王国の展望台!煙をモクモクとあげる硫黄山には驚いた。星生山から久住分かれに向かう。岩だらけのゴツゴツした尾根のように見えるので気を引き締める。こんな硫黄臭いところにもアゲハチョウがいてびっくり。
【星生崎から久住分かれ】
岩の尾根は苦手なのでトラバース気味に星生崎に向かう。星生崎まで来ると久住分かれの避難小屋と久住山の山容が目に入るようになる。本日は高校生の団体さんが研修に来ているようで、久住分かれの広場では赤いジャージが目立っていた。高校生に混じって昼食を採った後、天狗ヶ城に向かう。久住分かれには火山探知機もあり、改めて火山であることを認識する。
【天狗ヶ城】
北千里浜への分岐、久住山への分岐を過ぎて御池(みいけ)に着く。ここで道は2手に分かれるが、天狗ヶ城経由の道を選ぶ。御池越しに見た久住山が綺麗であった。
【九州本土最高峰】
御池を過ぎると中岳への急登。岩場で歩きにくいが、登山道は一直線でしかも黄色いペンキの道標があるので分かりやすい。中岳は九州本土最高峰のようだ。大阪から来たというおばちゃん達とおしゃべりして稲星山に向かう。
【稲星山】
中岳から一旦下り、鞍部に着く。この鞍部は五叉路になっていた。一度行ってみたいと思っている坊ガツルにも行けるようだ。なだらかな稲星山の山頂にはカメノコテントウがたくさんいた。テントウムシもここまで巨大だとあまりかわいくない(^^;)
【久住山】
鞍部から南に伸びる七曲り登山道へを見て久住山に向かう。時間的に余裕がないので少し急ぐ。久住山の山頂は三角点があり、展望も抜群。本日歩いてきたルートが一望・確認できて満足。
【赤川温泉へ】
帰りは久住山から赤川温泉への直線ルートをたどる。取り付きが少し分かりにくかったが、黄色いペンキを目印に行けば無事に登山道に入れた。しばらく気持ちの良い道であるが、次第にガレ場となり、登山道も荒れていく。
【荒れた登山道】
ガレ場を過ぎると休憩に適した広場に出る。ここから星生山や扇ヶ鼻方面が俯瞰できた。
インターネットの情報で、登山道はかなり荒れていることは知っていたが本当に荒れていた。階段の杭だけ残っている状態で、転んだら杭に刺さりそうで恐ろしい。その影響もあって登山者は別の道を歩こうとする。登山道がどんどん広がっており、非常によろしくない状態になっていた。赤川温泉が近くなると林道を何度か横切るようになる。途中で登山道を見失ったため、最後は林道をテクテク歩いて赤川温泉の駐車場に戻った。
インターネットの情報で、登山道はかなり荒れていることは知っていたが本当に荒れていた。階段の杭だけ残っている状態で、転んだら杭に刺さりそうで恐ろしい。その影響もあって登山者は別の道を歩こうとする。登山道がどんどん広がっており、非常によろしくない状態になっていた。赤川温泉が近くなると林道を何度か横切るようになる。途中で登山道を見失ったため、最後は林道をテクテク歩いて赤川温泉の駐車場に戻った。
【感想】
- 赤川温泉から大きく周回でき、楽しめた。
- 登山、歴史、ミヤマキリシマ……、久住王国は面白い。
- 遠望が利かず残念だった。次回は阿蘇山や祖母山を見たい。